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注文住宅の駐車場にお悩みの方へ!幅やサイズの決め方を解説します!
2021/12/02

「注文住宅の駐車場に関心があるが、知識が無くて困っている。」
「駐車場の設計に失敗したくないので、サイズの決め方や注意点について知りたい。」
このような悩みを持たれている方は多いでしょう。
そんな皆様に向けて、駐車場の幅の決め方と設計時の注意点についてご紹介します。
お客様のお悩み解決に役立ててください。

 

□駐車場の幅の決め方を解説します!

乗っている車の大きさに、ゆとり幅を足した広さが最低限必要な広さとして考えられています。
普通乗用車で例えると、国土交通省が駐車場の設計指針として示している情報によると、2.5メートル・長さは6.0メートルの駐車場が必要とされています。
普通乗用車のサイズは、幅が1.7メートル・長さが4.7メートルなので、全体から差し引いた幅0.8メートル・長さ1.3メートルがゆとりの広さとなります。

個人の体型や、車の形状、車いすをご使用の方や介護が必要な方等、その場の状況によって必要なゆとりの幅は大きく変わります。
あくまでも幅0.8メートル・長さ1.3メートルのサイズは最低限の目安として考えてください。
車庫入れが苦手な方や、左右両方のドアから出入りしたいと考えている方は広めのゆとり幅を取ることをおすすめします。

 

□駐車場のサイズを決める際の注意点を紹介します!

大きく3つの注意点を紹介します。

1つ目は、車のトランクを開けるスペースを忘れずに作ることです。
移動の際によく使用される車ですが、荷物の持ち運びにも使用されることが多いです。
ホームセンターによく行かれる方や、まとめ買いを頻繁にする方は、トランクの使用頻度が高いのではないでしょうか。
トランクの使用を想定している方は、車の後ろ部分のスペースを広めに取りましょう。

2つ目は、駐車時の車の動きを頭に入れておくことです。
駐車場が狭いと、駐車の際に神経質になってしまうため、過度のストレスがかかります。
切り返しの回数が少なくて良いように、広めのスペースを確保しましょう。

3つ目は、地面の勾配に注意することです。
勾配を付け過ぎると、車の下部分と地面が接触する可能性があるほか、バックでアクセルを踏まなければならない場面が出てきます。
何かと不便なことが多いので、できるだけ勾配の付いた駐車場は避けることをおすすめします。

 

□まとめ

ここまで、注文住宅の駐車場に関心がある方に向けて、駐車場の幅の決め方と設計時の注意点についてご紹介してきました。
お客様のご理解は深まったでしょうか。
駐車場の幅によって、日常生活でかかるストレス量が大きく変わります。
できるだけ余裕を持たせて、安心して駐車できる環境を作りましょう。