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注文住宅の外観でお悩みの方へ!外壁の色を決めるコツを解説します!
2022/03/16

「注文住宅の外観の色の決め方がわからない。」
住宅の顔とも言える外観の色についてお悩みの方は多いのではないでしょうか。
失敗しないためのポイントは、面積効果を考えることです。
この記事では、外観の色を考える時の注意点と外観の色で失敗しないためのポイントについて詳しく解説します。

 

□外観の色を考える時の注意点とは

家の外観の大部分を占める外壁の色を考える時は、デザイン性だけでなく汚れや色あせについても考えましょう。
汚れが目立ちにくい色は、グレー系やクリーム系の色です。
その理由は汚れの色のほとんどと似ている色だからです。

砂や土埃など、ほとんどの汚れが薄茶や薄緑系の色です。
そのため、汚れと外壁の色が同化しやすいため、汚れが発生してもあまり目立たないのです。

また、クリーム系のような落ち着いた色は赤や青のような原色に近い色と比較して、色あせしにくい傾向にあります。
その理由は、一般的に、鮮やかな色には紫外線に影響を受けやすい有機顔料が多く使用されているからです。
色あせの原因は、太陽光の紫外線です。
塗料に含まれる顔料が紫外線によって劣化し、色あせが生じます。

そして、塗料に使用される顔料として有機顔料や無機顔料がありますが、有機顔料の方が紫外線の影響を受けやすいです。
落ち着いた色より原色に近い鮮やかな色の方が有機顔料をたくさん含んでいるため、紫外線の影響を受けやすく、色あせしやすいという仕組みです。
以上より、色あせしにくい色を選択したければ、クリーム系の色を選びましょう。

 

□外観の色で失敗しないためのポイントとは

ポイントは、面積効果を考えることです。
面積効果とは、同じ色であっても小さな面積で見た場合と大きな面積で見た場合とでは見え方が異なることです。
明るい色は面積が広くなるほどより明るく鮮やかに見え、暗い色は面積が大きくなるほどより暗く見えます。

従って、実物を見たときにギャップを感じる可能性があります。
そのギャップに後悔しないためには、事前にいろいろな家を見て色を考えることや、できるだけ大きなサンプルを見せてもらうことをおすすめします。

 

□まとめ

今回は、外観の色を考える時の注意点と外観の色で失敗しないためのポイントについて詳しく解説しました。
外壁の色については、サンプルを見たときと実物を見たときでのギャップに後悔する可能性があります。
ギャップに後悔しないためには、できるだけ大きなサンプルを見せてもらうことをおすすめします。