玄関は家の顔であり、家族以外の人の目にも止まりやすい場所ですので、スペースとしては小さいにしても特にこだわりたい部分でもありますよね。
今回は、マイホームをご検討中の方に、玄関をデザインするときのポイントを失敗例とともに解説します。
失敗から学べることは多いので、事前に具体例を知って対策を立てましょう。
1つ目は、収納が少なすぎるという例です。
家を建てた後に、家族が増えて靴が入り切らなかったり、来客用の靴箱がなかったりして困ることは意外と多いです。
また靴だけでなく、かさやスリッパなどを置くスペースを作り忘れたというケースもあります。
2つ目は、玄関タイルに汚れが目立ちやすい色味や素材のものを選んでしまった例です。
土足で出入りするため、どうしても汚れやすい場所なので、実際に使い続けることを考慮してタイルを選びましょう。
他にも、安全性を重視して段差をなくしたら、靴を履く時に腰掛けるスペースがなくなったという例や、そもそも面積を小さくしすぎて大きな買い物をした時に通りづらくなったという例もあります。
長年使い続けるということを念頭に、住み始めたときのことを色々イメージしながら玄関を考えていくと良いでしょう。
前項では、主に収納や広さについての失敗が多くありました。
玄関を作る上で、収納や広さはご家庭のライフスタイルにあわせてしっかりと検討しましょう。
この項では、前項で取り上げたもの以外で、玄関を作るときに考慮したいポイントをご紹介します。
1つ目は、玄関ドアの種類を見た目や使い勝手に合わせて選ぶことです。
種類は、「開き戸」と「引き戸」の2つに大別できます。
前者は、断熱性能が高く、最もよくあるタイプのドアです。
後者は、開閉が簡単で、出入りが楽であるメリットがあります。
ドアはアクセントになるので、見た目や素材も家のイメージに合わせて選ぶとオシャレ度がグッと増します。
2つ目は、セキュリティ対策を行うことです。
最近は、テレビドアホンや防犯カメラを設置するご家庭も増えています。
他にも、鍵自体をピッキングしにくい形状にしたりカードキーにしたりするなどの対策もできます。
また、新しいものとしてスマートフォンで開け閉めができる「スマートロック」も普及しているので、ぜひ検討してみてください。
今回は、マイホームの玄関にお悩みの方へ、玄関作りにありがちな失敗例や、デザインするときのポイントを解説しました。
当社は、家族がずっと笑顔で暮らせるための家づくりお手伝いしてきました。
美しさと性能を兼ね備えたデザインをお届けしていますので、マイホームをご検討中の方はぜひご相談ください。