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バリアフリーな注文住宅とは?住宅のプロが解説します!
2021/08/05

高齢のご家族がいらっしゃるご家庭は、注文住宅を建てる際にバリアフリーを意識したいですよね。
しかし、具体的にはどのようなことをすれば良いのかわからない方が多いでしょう。
そこで今回は、バリアフリーな注文住宅を建てる際のポイントや注意点をご紹介します。

 

□バリアフリーな注文住宅のポイントとは?

それでは早速バリアフリーな注文住宅を建てる際のポイントを3つご紹介します。

1つ目は、車椅子が通ることを想定した廊下にすることです。
車椅子をご利用の方がいらっしゃるご家庭は、廊下の幅を車椅子が通ることを想定して決めましょう。
大まかな幅サイズをご紹介しますと、利用者が手動で動かす車椅子の幅は63センチメートル程度で、電動車椅子は70センチメートルあれば通れますが、余裕を持って通るために90センチメートル以上の幅を設けることをおすすめします。
また、廊下で車椅子の向きを変えたい場合は、1.5メートル以上の幅が必要です。

2つ目は、移動する場所には手すりを設けることです。
手すりを設けることで転倒防止の安全対策ができます。
そのため、安心して移動ができるため、動くことを怖がって体力が落ちていくことを防げますよ。
もし現在は利用しなくとも将来は取り付けたい場合には、住宅の建設段階で手すりを取り付けるための場所を設けておきましょう。

3つめは、段差をできる限りなくすことです。
段差をなくすことによって、大幅に転倒の危険性を減らせます。
ドアの段差や畳の間に上がる時の段差はもちろん、カーペットがめくれて引っかかるといった段差にも注意が必要ですよ。

 

□バリアフリーな注文住宅の注意点とは?

バリアフリーな注文住宅を建てる時は、補助金や減税制度をしっかり確認することが重要です。
また、注文住宅は新築ですからかなりの費用がかかるため、このような制度を利用することをおすすめします。
高齢者住宅改修費用助成制度や長期優良住宅化リフォーム推進事業など、住宅やご家庭の状況に合わせて制度が適応されることがありますから、バリアフリー住宅を建てる前に一度確認しておきましょうね。

 

□まとめ

今回は、バリアフリーな注文住宅を建てる際のポイントや注意点をご紹介しました。
バリアフリー化は大切なご家族の健康に関わってくることですから、しっかりと検討した上で住宅を建てるようにしましょう。
もしバリアフリーな注文住宅を建てることを決められた場合は、ぜひ当社にご相談ください。