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【ブログ】1-2/外壁について・標準仕様の御紹介
2021/04/04(追記)

前回に引き続き、外壁についてのお話です。

 

■なんとしても、雨漏りだけは絶対に防ぎたい。

 

雨漏りを起こそうと思ってお家をつくる人はいませんが、

世の中では、意図せず起こってしまっているのが事実でございます。

もちろん、絶対に起こしたくない当社は、

現在、社外の専門機関による監査体制も導入し、

万全の施工要領、検査体制で施工をおこなっております。

 

故に、当社標準仕様(高耐久塗装仕様)で施工して頂くお客様のお家には、

漏水20年保証をお約束させて頂いております。

その雨漏りを防ぐ、第一防波堤とも言えるものが

【コーキング】でございます。

 

■最大の弱点「コーキング」

長崎は、海が近く、潮風が舞い、湿度が高く、

夏は連日の真夏日で容赦無く日差しが照りつけ、

冬は氷点下近くまで下がり、雪も積もります。

実は、極めて過酷な気象環境の街なのです。

 

こんな過酷な環境の長崎で、大切にしないといけないことは、

ずばり『耐久年数の浅い【コーキング】を露出させないこと』

だと私は考えています。

 

■コーキングとは?

コーキングは、世の中で圧倒的多数の外壁仕上げ

「デザイン・サイディング」の隙間を埋める天然由来のゴム素材です。

これが、デザイン・サイディングの最大の弱点なのです。

(かくいう当社も数年前までの標準仕様はこちらでした。)

世間相場を見ると、コストと性能の相場的中央値が、

デザイン・サイディングでございます。

 

しかしながら、コーキングはゴム由来。

耐候性が極めて低いものです。

 

例えば、みなさんの暮らしの身近にある輪ゴム。

この輪ゴムを放置しておくと、劣化して散り散りになっていきますが、

これは、太陽からの紫外線や温度がその原因です。

同じ素材が外壁部分に使われていることを考えますと、

どうしても、コーキングの耐久年数が浅くなってしまうのは

致し方ないことをご理解頂けるかと存じます。

 

ただし、新築を買う際、住宅の営業マンは、

コーキングの耐久年数が浅く、

10年以内にコーキングの打ち替えが必要になることなんて、

ほとんど教えてくれないのではないでしょうか。

(リフォーム部門と新築部門が分かれていてご存知ないのかもしれません。)

 

では、コーキングを打ち替える場合には、

いくらくらいかかるのでしょうか?

30~40坪のお家の場合、

足場もあわせて、ざっと約60万円〜90万円でしょう。

これに、「折角、足場を建てたのだから・・・」の

お決まりのセリフに押され、塗装の塗り替えまでしてしまいますと

ある程度のスペックの塗装をすれば

150万円〜200万円がかかって参ります。

 

これが10年後、子育て世代の方々であれば、

お子様の進学で一番お金がかかる時に重なってくるのです。

また、車の買い替え時期も含めると、考えたくないですね。。。

余裕があれば良いのですが、子を持つ、同じ親の身として考えますと、

避けられるのならば、避けた方が安心だと思っています^^;

 

そこで当社では、

この最大の弱点であるコーキングを打ち替えずに済む方法として、

高耐久塗装による保護を行い、

コーキングの寿命を、できる限り伸ばすようにしています。

 

 

そして、ここでまた課題が出て参ります。

これまた塗装といっても、世の中はピンキリの玉石混交です。

また、20年も本当にもつのか?

どの塗装が良いのでしょうか・・・?

次回に続きます。

 

これからも、

『美しい家づくりを通して

長崎の家族の笑顔と幸せを創り続けます』

ご質問ございます方は、お気軽にご連絡下さいませ。

最後までお読み下さいまして、誠に、ありがとうございます。

 

イーデザインホーム株式会社

尾上英臣